5月から毎月1万円の積立を始めたのですが、6月の積立金額が1万円ちょうどではなく「10,791円」となりました。
この理由を説明するにあたり、THEOの手数料体系「THEO Color Palette」の説明が必要になりましたので、以下に記したいと思います。
THEO Color Paletteの概要
さて、THEO Color PaletteとはTHEOの手数料体系だということでしたが、下の表をご覧ください。
(出典:THEO+docomoウェブページ)
預かり資産の時価評価額3,000万円以下の部分がTHEO Color Paletteの対象となり、資産の額により手数料が最大の1.100%から最低0.715%まで値引きされていきます。
資産の評価額により、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー、そしてレッドと5種類のカラーのいずれかに該当することとなります。
これが、THEO Color Paletteといわれる所以かと思います。
THEO Color Paletteの適用条件
私の場合ですと、現在約12万円の資産を預けていますので、「ブルー」に該当することとなりそうなのですが、実は無条件でTHEO Color Paletteが適用されるわけではありません。
THEO Color Paletteの適用を受けるためには、以下の条件を満たすことが必要なのです。(THEO+docomoの場合)
- dカードGOLD会員であること
- 対象期間内に出金がないこと
- 毎月、通常積立(1万円以上)をしていること
- おつり積立を設定していること
1~3の条件は、開始時から自然と満たしていたのですが、ここで「おつり積立」というものが出てきました。
THEO Color Paletteの要件「おつり積立」とは?
さて、「おつり積立」とは何なのでしょうか?
dカードで決済したときに、その決済金額の端数を「おつり」に見立て、その「おつり」の金額をTHEOの積立に回すということです。
以下の図をご覧いただくと流れがわかりやすいと思います。
(出典:THEO+docomoウェブページ)
STEP2にあるように、基準額を500円に設定しているときに350円の買い物をしたら、差額の150円が「おつり」に見立てられ、これがTHEOに投資されるということです。
なお、基準額は100円、500円、1,000円の3通りから選ぶことができます。
仮に、基準額を1,000円にしたときに、100円の買い物をした場合、差額の900円が積立の対象となります。
これを1ヶ月分貯めると相当な金額になる場合もありそうですね。
ですので、限度額が1,000円単位で決められるようになっています。
仮に「おつり」が5万円あったとしても、限度額を1,000円にしていれば1,000円のみが積立に回ります。
他のロボアドと比較するにあたっての考察
ところで、他のロボアドと比較するにあたっては、入金額に差違があれば比較しにくいことになります。
実は、積立を開始した時点でこうなることは分かっていたのですが、手数料の優遇を受けるためにも、「おつり積立」が必要だということで、仕方ないと割り切っていたのです。
しかし、ここまで書いてきて分かったことがあります。
それは、毎月きっちり1,000円おつり積立できるようにして、他のロボアドも積立額を1,000円増やせば良いのではないかということです。
そうするためには、基準額を1,000円にし、限度額も1,000円にすれば、それが実現される可能性が高いということになります。
今回、6月の積立で出た791円の差額については、来月の積立時に追加で209円の入金をして1,000円に丸め、また、他の3つのロボアド(WealthNavi、FOLIO ROBO PRO、SUSTEN)については、7月は1,000円を増やしたうえで、6月分の差額1,000円も入金、すなわち、12,000円の積立をします。
8月以降は、すべて11,000円の積立をするということで、4つのロボアドの入金額を合わすことができるのはないかと考えています。
表に表すと次のようなイメージです。
ロボアド | 6月 | 7月 | 8月~ |
---|---|---|---|
THEO | 10,791 | 11,209 | 11,000 |
その他 | 10,000 | 12,000 | 11,000 |
上手くいくかはやってみないと分かりませんが、一度チャレンジしてみます。
ということで、次回7月の積立までの間、THEO+docomoと他のロボアドの間には、入金額が791円の差違がありますのでご了承願います。
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